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インフルエンザの猛威。まだまだ衰える気配はありません。感染力の強いインフルエンザウイルスにかかると、体には様々な症状が現れ、日ごろ健康な大人でもつらい思いをする人が多いようです。特に高齢者や幼い子供は抵抗力が弱く、症状が悪化する場合もあり、しっかりとケアしてあげたいですね。

高熱、悪寒、吐き気、頭痛…治療薬タミフル、ゾフルーザの違い、価格は?

インフルエンザに罹ったら…気をつけたいこと

インフルエンザにかかって注意したいことは、とにかく周りにうつさないこと。自分の回復、仕事への復帰だけに気を取られがちですが、、唾液や呼気などから飛散する飛沫感染、また、ウイルスのついた手でドアなどに触れ、そこに別の人が触れ、その手で目、鼻、口などを触ることでうつる接触感染の感染経路を絶つためにも、熱が下がったからといってすぐに復帰するのは望ましくありません。

インフルエンザといえば有名な薬タミフル、そして新薬ゾフルーザの効果、違いは?

インフルエンザには現在いくつか治療薬があります。タミフルは有名で、最初に出た抗インフルエンザウイルス薬。そして昨年3月より発売になった新薬ゾフルーザ。それぞれの薬はどう違うのでしょう?新薬というからには高いのでは?

現存するインフルエンザ治療薬

・オセルタミビルリン酸塩(タミフル)
・ザナミビル水和物(リレンザ)
・ベラミビル水和物(ラビアクタ)
・ラニナミビルオクタン酸エステル水和物(イナビル)
・アマンタジン塩酸塩(シンメトレルA型のみ)
・バロキサビル マルボキシル(ゾフルーザ)

この中で錠剤、カプセルを飲むタイプのものはタミフルとシンメトレル、そしてゾフルーザとなります。
リレンザ、イナビルは吸入薬です。吸入回数、日数が違い、イナビルの方が回数が少なく済むため、服薬状況はよくなります。ただ吸入薬は「きちんと吸うことができているかわかりづらい、高齢者や子供がうまく吸うことができない。」などの問題もあります。

シンメトレルは現在はあまり使われていません。
ラピアクタは点滴になりますので、病院や施設で自分で薬を取り込めない高齢者や寝たきりの患者さんに出ることになります。

インフルエンザの飲み薬、タミフル、ゾフルーザ

二つの飲み薬タミフルとゾフルーザ、その違いを見ていきましょう。

タミフル

1日2回 5日 
カプセルとドライシロップの形がある
薬価272円 大人の場合10カプセル必要なので 2720円

オルセタミビル「サワイ」(後発品)なら1360円と半分の値段です。

作用機序 細胞内に入り込み増殖するインフルエンザウイルス、増殖ののち細胞から抜け出て隣の細胞へ入り込み、また増殖を繰り返す。その細胞から外へ出ていけなくして増殖を抑えます。

タミフルを使うと良い点、悪い点

・後発品が出たためそちらを使えば費用を抑えることができる。

・服用後吐いてしっまた、副作用が強く出てしまったなどの問題が生じたときに対処しやすい。

・周りに抵抗力の弱いお年寄りと同居しているなど感染のリスクが高く危険な場合、予防投与も可能。

・服用期間が長いため、症状が良くなってくると途中で服用を忘れたり、やめたりすることがある。中途半端な服用はウイルスの変異や、他者への感染につながるため飲み切ることが大切です。

・今までの使用経験があり、情報が多い。

ゾフルーザ

単独1回投与
錠剤、顆粒のタイプがある
薬価 2394.5円 大人の場合2錠必要なので 4789円

新薬なので後発品はなし

タミフルとは別の方法で細胞内に入り込んだインフルエンザウイルスの増殖そのものを止めてしまいます。

ゾフルーザを使うと良い点、悪い点

・単独一回投与で、薬局にて服用するなど、すぐに済む。

・ウイルス増殖自体を止める薬なので、体内でのウイルス増殖抑制効果が高い。(周りに振りまく危険が少なくなる)

・新薬なので値段が高い。

・一回投与なので、副作用などがでても服用停止ができない。

・臨床データが少なく、これから問題が見えてくるかもしれない。

 ちなみにインフルエンザの治療薬は医師の指示の下での処方薬です。医師の診断が必要ですので、嫌でも病院、クリニックへ行き、診断してもらい、必要と判断されれば処方されます。

健康保険3割負担の方なら薬価に診察料、検査料などを含む合計の3割の金額になります。院外処方の病院ではそのあと、処方箋を持って薬局に行き、薬をもらいます。(体がつらいときに病院と薬局に出向くのはつらいですね。また抵抗力も弱っていて他の患者さんと感染症の移し合いになることもありますので、気が休まりません。)

ゾフルーザは夢の新薬?

今までとは違う機序で働くゾフルーザ、飲みやすさなどの利点、製薬会社の営業手腕などにより、このシーズンは使ってみるというドクターも増えています。

ウイルスの増殖を止めるというと、これまでの薬よりよく効くいいもののように思えるかもしれません。ただインフルエンザの症状からの回復時間はタミフルを服用しても同じ程度だとも言われています。

一日で熱が下がり、体が楽になるインフルエンザの治療薬。日本では多くの人が使用しています。ただウイルスとの攻防は尽きることはありませんし、薬の使用がリスクを生むこともあることを覚えておかなければならないと思います。

ゾルフーザはウイルスそのものを増やさない薬です。画期的な薬である反面、ウイルスは自身が増殖するために変異を起こすリスクは高くなるのでは?と懸念されます。

また、インフルエンザワクチン接種も、実はワクチンを受けている方がインフルエンザにかかりやすい、かかった時にだらだらと症状が続く、症状が分かりにくく、気づかぬうちに、かかっており、周りに広げているなどのリスクも考えられています。

高熱を出し、全身で戦って新たな免疫を獲得することも重要。日ごろ健康でインフルエンザに対して特別の警戒が必要でない場合は、自分の力を信じて、しっかり休み回復する方が実は体そのものがリセットすることもでき、いい面がたくさんあります。

インフルエンザを予防するには…

インフルエンザがこれだけ取りざたされるのはその感染力。抵抗力のない周りに人にうつすことが何より問題なのです。うつらない、うつさないを一番にできることをしていきたいものです。

とはいえ、それでもインフルエンザになってしまったら頭も働かないし、つらいですよね。日ごろからインフルエンザに罹った場合、自分や家族にどんな対処をするか考えておく、家族で話し合って決めておくのもいいかもしれませんね。

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