産後うつ、マタニティブルーの感情ケアの悩み
妊娠、出産をきっかけに不調が出てくる。急な恐怖に襲われる、気分が落ち込む、イライラが募る、被害妄想がひどくなるなど。ホルモンバランスが変わってしまうこの時期、その不調は体にとどまらず、心に影響を及ぼします。ワンオペといわれる一人で子どもを育てなければいけない環境に置かれている母親、どうしていいかわからず、子どもとともにいっそ命を絶とうかと考えてしまうこともあります。
それはあなたがだめなのではなく、ホルモンバランスの崩れと様々な要因で心と体が疲れしまい感情コントロールが効かなくなっていることが問題です。
妊娠中、産後の心の不調
妊娠中や出産後の女性の心の問題
・産後うつ
気分が沈み、思考力や集中力が落ちる。出産した女性の十数%が発症する。薬やカウンセリング、認知行動療法などで治療する。
・マタニティブルーズ
産後にイライラしたり、気持ちが落ち込んだりする。産後3~10日ごろまでに自然に治ることが多い。
・統合失調症
幻聴や妄想などの症状が出る。一般に薬100人に1人が発症し、精神疾患では非常に多い。基本的に薬で治療する。
・躁鬱病
うつ状態と、多弁で考えがまとまらないといった躁状態がある。薬や認知行動療法などで治療する。
(2018年11月28日(水)朝日新聞生活面医療より)
出産により、女性は生活ががらりと変わります。すべてが赤ちゃんを中心に動き出します。子育て後社会復帰できるのだろうか、うまく育てられるのだろうか、経済的なことは大丈夫だろうか。
不安や心配は尽きません。人によってはホルモンのバランスの崩れているこの時期にかぶさるようにいろんな不安が押し寄せて、心の不調をさらに加速させてしまいます。
これらは決して自分のせいではないので、周りの人に話したり、助けを求めたり1人で抱え込まないのが一番ですね。
出産前後の悩みに活躍するバッチフラワーレメディ
妊娠や出産に伴う心の不調にはバッチフラワーレメディも活用できます。気分の落ち込み、イライラ、突然のパニック、消えてしまいたい衝動、様々な感情に植物のエッセンスが活躍します。
一番のメリットは、レメディには水とグリセリン(日本版)が入っているだけで、母子の体に影響するような成分がないことです。
気持ちを落ち着かせる薬など、母親が飲むことでへその緒や母乳を通して赤ちゃんに影響のあるものもあります。薬を飲むことは少なからずリスクがあるものですが、リスクより効果が上回る、必要である場合には薬を飲むことになります。
またフラワーレメディは薬を飲んでいても飲むことができます。
ママと赤ちゃんに優しいセルフケアとして活用しやすいものなんです。
例えば…
・自分ばかりツラい状態にいる、と人を羨む・・・ ウィロー
・わけもなくどんよりと憂鬱な気分が続いている・・・ マスタード
・どうしようもなく何もかもやめてしまいたい衝動に駆られる・・・ チェリープラム
・一生自分は家庭に入って社会に出られないんじゃないかと焦る・・・ インパチエンス
・心身ともに疲れ果てて動けない・・・オリーブ
また、ムズがる赤ちゃんにも使えます。薬ではないですが気持ちを支えてくれる強い味方のフラワーレメディ。つらいかも、と思ったらセルフケア、試してみてくださいね。
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